お見積り用語集

取合とは?

読み方:とりあい

取合とは、建築用語で部材どうしの接続の仕方や接合の状態のことを指します。よく建築現場では「取合部(とりあいぶ)」という言葉が出てきますが、こちらは部材どうしの接触している部分になります。 言葉の使用例としては、「駐車場と玄関の取合はスロープで繋いで欲しい」、「床と壁の取合は隙間が出ないよう気をつけて」など、部材の接触している箇所において広範囲で使われています。 取合部は、地震などにより不具合が生じやすい箇所でもあります。一般戸建などは地震や劣化により屋根と外壁との取合に隙間が生じる場合があります。また、マンションなども取合部は劣化が出やすい場所でもあります。そのような箇所は雨漏りの原因になるなど様々な不具合が出てきてしまいますので、定期的に検査を行う必要があります。

取合(手摺壁境目)

取合(手摺壁境目)

取合(外壁窓廻り)

取合(外壁窓廻り)

取合(ガラリ:球型)

取合(ガラリ:球型)

大規模修繕工事と取合の関連性

大規模修繕工事では取合部の劣化を調査をしよう!

マンションの大規模修繕工事を行う前に、業者は建物調査を必ず行います。この調査の際に様々な取合部をしっかりと調査することが大切です。その部分とは、例えば「サッシとタイルの接合部」「換気ガラリまわりの接合部」「タイル面と塗装面の接合部」「階段の梁の接合部」など様々です。経年と共に劣化し不具合が発生しやすい場所でもあるので、現地で事前調査する際には注意を払って確認する必要があります。
サッシとタイルの取合部に関してはシーリングが施されている為、シーリングの打ち替えを行ったり、階段梁の接合部であればモルタル補修等を行うなど、事前に劣化箇所が判明していることで計画通りに工事がスムーズに進みます。
順調に工事を進める為にも、劣化を起こしやすい取合部などを瞬時に見分ける経験豊かな建物診断士及び調査士の所属している業者に依頼することがとても重要です。

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