お見積り用語集
庇とは?
読み方:ひさし
庇(ひさし)とは、出入口や窓の上部に取り付ける小型の屋根のことで、雨よけや日よけの役割をはたします。庇には土庇(つちびさし)、大庇(おおひさし)など用途によっていろいろな種類があります。庇は建物の外壁に直接つけるものを指すことが多いのに対し、土庇は柱で庇を支えるタイプのものをいいます。また、大庇は出入口や窓だけでなく広い範囲で建築される庇のことで、マンションや商業施設(ビル、ショッピングモール)などで多く見受けられます。材質はアルミ製、木製、ガラス製及びコンクリートなど様々で、用途によって使い分けられているようです。時々、庇と軒(のき)の違いについて質問を受ける場合があります。軒は建物の屋根の延長上にあり、外壁から直接飛び出た部分をいいます。外壁の大部分を覆い、雨水、日光及び汚れから外壁を守る役割をはたしています。