お見積り用語集
打替えとは?
読み方:うちかえ
建築用語としての打替えとは、経年により硬化したシーリング材を打ち替えることです。
マンションの外壁パネルやサッシ、タイルなどの目地には防水性や気密性を保持する為にシーリング材が打ち込まれています。このシーリング材は柔軟性があり、建物が受ける自然条件(温度変化・風圧・地震など)によって変化する目地幅に追従します。この特徴により、雨漏りを防いだり、自然環境による建物の動きを吸収したりと建物を守ってくれます。
しかし、このシーリング材は経年と共に硬化してしまうので亀裂が発生したり建物の動きを吸収できなくなります。このような硬化したシーリング材は役割を果たさなくなるので、打替えが必要になります。シーリング材は約12年程度と定期的に打替えするので、大規模修繕工事の周期に修繕することが多くなります。