お見積り用語集
立上りとは?
読み方:たちあがり
建築用語で立上がりとは、水平面から垂直方向に立ち上がった部材のことです。立上がりがよく見られる場所としては、マンションの屋上があります。マンションの屋上は、平場の周囲の端にパラペット(小さい壁や手摺壁のこと)という立上がりが設置されていることが通常となっています。また、ベランダやバルコニーの腰壁(外側に設置されている壁)も床面に対して垂直に上がった部分なので立上がりと呼ばれます。
屋上やベランダなどの立上がり部分は、日射による紫外線や風雨の影響を受けて経年劣化しやすい場所になります。その為、約10年に一度と言われるマンションの大規模修繕工事の際にはモルタル補修や防水工事といった修繕を行う必要がある場所でもあります。