お見積り用語集
三方枠とは?
読み方:さんぽうわく
三方枠とは、トビラ開閉部分の枠のつき方を示す建築用語です。開き戸や玄関ドア、エレベーター乗降口などの開口部の上方と左右の三面に取り付ける枠材のことを指します。下面に枠がついていないことによって、扉の開閉がスムーズになります。枠による段差もないため、バリアフリーの一環として建築設備に採用されることが多いです。簡単に見られる三方枠はご自宅の部屋の扉でしょう。床が地続きになっていて、扉の下方に隙間があるものがそれにあたります。開け閉めが楽なので使いやすい扉となるのです。公共の施設でも、台車のように押して移動させる運搬器具を使う場面では段差がないことが望ましいため、扉の下部に枠のついた四方枠(上下左右の枠)よりも、こちらを採用するということがあるようです。