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隔板とは?

読み方:へだていた

隔板とは、アパートやマンションのバルコニーにあり、隣の家との境目となるパーテーションのことになります。通常時は、プライバシーの保護の役目を果たします。隔板は、強風などでは壊れませんが、人が強く蹴ったり殴ったりすると穴が開く素材になっています。それは、火災等の非常時に玄関から逃げられず、第二の避難経路確保のために、そのような素材になっており、蹴破ってバルコニーから隣の家に避難できるようになっています。蹴破ると板が綺麗に抜けるのではなく、穴が開く形になりますので、ギザギザのある穴になります。避難時は、このギザギザにぶつからないように注意することが必要です。また、隔板の前に物を置いてしまうと避難時に邪魔になってしまいますので、物を置かないように注意することも必要です。

隔板(へだていた)

隔板(へだていた)

大規模修繕工事と隔板の関連性

マンションの大規模修繕工事では、バルコニー周辺の防水工事や塗装・タイル補修、外壁やサッシ周りのシーリング目地打ち直しなどの工事を行います。この際、隔板が邪魔になり作業員が作業をしにくいことがあるため、大規模修繕工事の際は一時撤去し、作業終了後に再設置するということが行われることがあります。大規模修繕工事にかける予算にもよりますが、隔板は長年の風雨にさらされているため、再設置にあたって新しく交換する場合もあります。最近では高齢者や子供でも容易に避難できるように、蹴破るタイプのもの以外にも下半分がレバーを押し下げることで倒れ、避難路を確保するタイプもあり予算による選択肢も増えてきています。

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