お見積り用語集
EXP.Jとは?
読み方:いーえっくすぴーじぇい(えきすぱんしょんじょいんと)
EXP.Jとは、二つの建物の隙間を埋める接合材で、正式名称は「エキスパンションジョイント」といいます。なぜ?EXP.Jが必要かというと、マンションなど大きな建物を建設する際に外壁を1枚のコンクリートで建設した場合、地震による揺れ、気温や湿度の変化など自然環境の変化に対して隙間やゆとりがないため、ひび割れなど欠損が起きやすくなるからです。外壁に隙間をつくる事により地震などによる揺れ、建物の上下左右の動きを逃がす場所になります。外壁が1枚のコンクリートに見えるマンションも、EXP.Jがあるマンションは、実際は2つの棟を建てて隙間をつくりそれをEXP.Jでつなげています。材質はアルミやステンレスが多く使用されているようです。免震建築物は免震装置により揺れを吸収して建物の被害を最小限に抑える性能があります。そこで使われるEXP.Jには当然免震機能が求められます。